運営経緯

 電化製品を例にしますが、購入した製品が動かなくなった・調子が悪いとなれば、当然修理に出すことになりますね(できればお金をかけずに修理したいというのが本音です)。修理となれば、その不具合箇所を探し出し、部品を交換するという方法になりますが、メーカーに修理依頼をすると、基盤ごと交換するというようなやり方になって久しいです。メーカー側からすれば、あまり手間暇をかけずに修理が完了します。依頼者側にとっても時間的なメリット(なのかな?)ですが、修理代金が高くついてしまいますし、その交換した基盤の大部分はまだ使えるものであることに私は違和感を覚えます。
 また、最近の製品には余分な機能が付き過ぎているとも感じています。どのメーカーも付加価値を付けてメイングレードにして販売するのが当たり前のようになっていますが、その付加価値が使用頻度の少ない余分な機能だあったり、故障しやすいと感じるのは私だけでしょうか。今のこのご時世に、修理はおろか、見積もりを取ることにもためらいを感じている方は少なくはないでしょうか。『使用中に突然動かなくなった!』とか『この破損部分は直せるのかな?』など、偶然にも同じ型番・似た症状なら参考になるかもしれません。修理に出す前にとりあえず目通し確認して損はありません。できるだけ出費を抑えて自分で直せるものなら直したいという方必見です。

 さらに付け加えると、昨今では、省エネを理由に買い替えを促進させる傾向にありますが、省エネだけを理由に新しく買い替える事が本当にベストな選択なのでしょうか?10年以上前の製品と比較して、数値だけを見れば確かにエコであることに違いはありませんが、まだ使えるものを廃棄してまで取り替えることにも疑問を感じている今日この頃です。
 替えた方が短期間で購入金額をペイしてしまうのであれば話は別ですが、リサイクル料が必要になる場合もありますし、修理代が高額となってしまうのでなければ修理して使い続ける検討をしてもいいのではないかと思います。もちろん、修理しても、新製品ほどの寿命はまず期待できませんよね。数年の延命となるのが一般的ですが、その延命期間中にも技術はさらに進歩しています。修理後、とうとう買い替えとなったときの最新機種は、修理せずに買い替えたときの製品と比較しても少なからず効率アップされていることでしょう。最終的に、どのタイミングで買い替えても長期的な目で見れば大差ないということでしょう。そうであれば、いかに低コストで使い続けるかが最良の方法なのではないかと考えてしまいます。最良コスパのタイミングを見計らう参考にしてもらえれば幸いです。

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